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ゼニス (時計) : ミニ英和和英辞書
ゼニス (時計)[けい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とき]
  1. (n-adv,n) (1) time 2. hour 3. (2) occasion 4. moment 
時計 : [とけい]
 【名詞】 1. watch 2. clock 
: [けい]
  1. (n,n-suf) plan 

ゼニス (時計) : ウィキペディア日本語版
ゼニス (時計)[けい]

ゼニス(''Zenith S.A.'' )は、1865年創業のスイスの時計メーカーである。ムーブメントを自製するマニュファクチュールの一つで、自社製ムーブメントを搭載したエル・プリメロ(''El Primero'' )、キャプテン(''Captain'')、エリート(''Elite'' )が広く知られている。
== 沿革 ==
1865年ジョルジュ・ファーヴル=ジャコ(''Georges Favre-Jacot'' )がル・ロックルに時計工場を設立する。当初の社名は"Manufacture de montres"であったが、1900年の万博に新型懐中時計用ムーブメント「ゼニス」を出品し金賞を得、1911年会社名を"Fabriques des Montres Zenith SA"に変更している。日本では昭和初期国鉄に懐中時計が正式採用され「ゼニット」として親しまれていた。1940年代にはクロノメーター級の高精度を持った腕時計用のキャリバー135などの傑作ムーブメントを開発している。
1969年に自動巻きクロノグラフ、エル・プリメロを発表するが、クォーツショックにより経営危機に陥り、アメリカ企業であるアメリカン・ゼニス・ラジオ(''American Zenith Radio'' )に買収され、一時は機械式時計の製造を停止し図面や金型の破棄が命じられた。当時の技術者シャルル・ベルモ(Charles Vermot)は命令に反して実際には破棄せず、図面や金型を靴箱にしまった上、工場の屋根裏に隠した。1978年にスイスの金融投資グループディキシー(''Dixi'' )に再び買収され、スイス資本に復帰し、機械式時計の製造を復活させた。その後はエル・プリメロとエリートを搭載する時計を主力商品としてきたが、スイス時計業界の再編・グループ化の波の中で、1999年LVMHに買収されて傘下に入っている。
2010年、エル・プリメロを破却の危機から救った前述のシャルル・ベルモの偉業を称え、世界限定1975本の記念モデル「エル・プリメロ36000VpH・シャルル・ベルモ・トリビュート」(''El Primero 36000VpH Charles Vermot Tribute'' )を発売した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゼニス (時計)」の詳細全文を読む




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